新会堂建築

「見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。」イザヤ43:18、19

人間は誰一人として「私には問題がありません」という方はおられません。いろいろな課題や困難を抱え経験し、荒野を行くような思いに捕らわれることがあると思います。しかし、神様はその荒野の中に「道」を開き、砂漠に命を生み出し育む「川」を流れさせるとお約束くださっています。黒磯教会の新会堂建築は、このみ言葉を神様からのチャレンジと受け取ると同時に、約束のみ言葉を成し遂げて下さる神様を信じて一歩踏み出しました。

黒磯教会 新会堂建築の経過

黒磯教会は1968年に建築された礼拝堂と牧師館に続き、1983年には教会創立30周年を記念し塔屋と礼拝堂の上に3階が増築されました。(「黒磯教会の歩み」参照)

camp   cropped-e1462254199281.jpg
2011年3月11日に発生した東日本大震災では教会建物も被害を受け修繕を
余儀なくされました。
     

東日本大震災後の教会の建物の現状を教団に報告した手紙の中から
「3月11日の本震以降、度重なる余震が続き、黒磯教会も外壁の亀裂・剥離、内装の
裂断が多数発生しています。その結果、雨漏りが、震災当初よりも夏以降にひどくな
りました。建物は主に本体、5階建ての高さの塔屋、3階までのエレベーターの3部
からできていますが、それぞれに建設時期、施工法が異なり、継ぎ目部分は亀裂・裂断
という状態になっております。

修理は6月以降、数次にわたって行なっています。塔屋頂上の十字架は地上高20m
近くなります。付け根部分に亀裂ができましたので、22mの高所作業車で修理しま
した。現在も別の箇所で修復工事中です。・・・」

この数年後にも礼拝堂に設置されたブレーカー付近に雨漏りが発生し、火災の原因になるため修繕が行われました。また、シロアリの発生や床下からの湿気によりカビや床の劣化も進んでいきました。        

 

 

 

2015年7月15日
白蟻被害調査

 歩くと床がブカブカする個所がありました。
随分以前に教会西側に面する道路が舗装され、
建物が道路よりも低くなり、雨水が床下に
流れ込みやすくなったようです。
解体作業が進む中、床が腐食している様子が
よくわかりました。
教会の中では様々な意見が出され話し合いがされてきました。最終的には三つの部分からなる
建物の今後予想される修繕や、後の世代の負担などを考える時、新会堂を建てるギリギリの時
なのではないか。そして、建てるならば神様から与えられ、60年以上にわたり礼拝をささげ
宣教してきた今の場所で、と決議されました。

2016年9月18日(日)第1回新会堂建築委員会が開かれ、具体的に新会堂建築に向け
教会が動き出しました。この時の新会堂建築のための積み立ては想定する費用の三分の一でした。
黒磯教会新会堂建築のビジョン
今、世の中は悲しいニュースに溢れています。それは、共に生きることを妨げるものが誰の内にもあるからではないでしょうか。しかし、神様のみ言葉である聖書は「神は愛です」と告げます。神様の愛から漏れる人は誰一人としていないのです。その証しとして、愛しあうことが難しい私たちを一つとするために神様は御子イエス様をお送りくださいました。一人一人がイエス様と結ばれるときに、イエス様が私たちを結ぶ平和の絆となり、私たちは互いの違いを受け入れあい、一つとなっていくことができます。黒磯教会は神様の愛と平和を届ける教会として、誰もが集いやすい教会を目指すというビジョンを持っています。
 
     

以前から教会に保管されていた石をこの度、
定礎板として使用します。

 

 

2017年3月17日(金)
黒磯教会 第7回新会堂建築委員会が開かれ委員会全員の同意で 芳賀設計室一級建築事務所に設計をしていただくことに決まりました。
芳賀氏は同教団の白河栄光教会(船田肖二牧師)を設計されました.
黒磯教会でも何度か見学をさせていただきました。
    
白河栄光教会
3月19日(日)プリクラ例会(全教会員の会)の中で、委員会で、芳賀建築設計事務所に
設計監理を依頼することに決定したことを報告し、新会堂についての意見や案、希望を募集しました。
11月2日(木)日本イエス・キリスト教団 教団委員長 水野晶子牧師宛に「黒磯教会新会堂建築に
関する経過報告書」を提出しました。
11月27日(月)、芳賀建築設計事務所の芳賀修一1級建築士と設計監理契約を結びました。
同日、解体業者の「株式会社 鈴和」(専務取締役 大塚貴彦氏)と解体工事契約を結びました。
2017年6月6日(火)の第10回新会堂建築委員会において工期を検討。
2018年4月解体、同年11月に完成の予定で進めていくこととなりました。
新会堂建築委員会が立ち上がって一年。
2017年9月17日 黒磯教会65年の年に黒磯教会臨時総会が開かれ、新会堂建築計画案を
第一号議案として提出し、決議の結果、満場一致で可決され、計画案に基づいて計画を進めていく
ことになりました。
                               

2018年年明けから引越しまで     

1月28日(日)
黒磯教会で初めての新年聖会をささげました。講師は大頭眞一師(明野キリスト教会牧師)、特別讃美にはアンキ・クルベリー宣教師、藤中姉、中里姉が演奏してくださいました。アンキ師はスウェーデンから来られた宣教師です。3月に働きを終えて帰国されます。黒磯教会もスウェーデン宣教師によって始まりました。

2月5日(月)
白河栄光教会で開かれている「楽器チャレンジ」のメンバー(白河栄光教会、
棚倉教会、三春新生教会)が来会。黒磯教会のメンバーと共に賛美集会を開
き、黒磯教会での思い出を語り賛美しました。

2月15日(木)
協力教会の宇都宮共同教会との合同祈祷会が開かれました。旧会堂での最初
で最後の合同祈祷会となりました。

3月17日(土)
郡山共同キリスト教会の金井信生先生が発起人となり「那須再び」を計画してくださいました。かつて黒磯教会でのバイブルキャンプに参加し、神様の恵みをいただいた皆さんが集い、思い出を語り合い
賛美しました。

3月25日(日)
これまで多くの方々が神様の恵みに感謝し喜びをもってこの会堂で礼拝をおささげして参りましたが、この日が旧会堂での最終の礼拝とジョイナス子ども会となりました。ジョイナス子ども会は一週間早くイエス様のご復活をお祝いしてイースター礼拝をささげました。そして、荷物の少なくなった3階でエッグハントを楽しみました。

新会堂建築が動き出す

2018年2月27日(火)
第一次 引越し
オルガン・電子オルガン・ピアノを
搬出する。この後は電子ピアノを用いて奏楽です。
  3月26日(月)
第二次 引越し。
引越しまでに、選別、断捨離を協力しながら少しづつ
進めてきました。65年の間に蓄えられてきたものは
やはり相当なものがありました。
3月30日(金)
洗足木曜日の聖餐礼拝を終え、いよいよ最後の引越しです。
4月からは黒磯駅前の
割烹石山さんのチャペルをお借りしての礼拝が始まります。                                  

 

 

 

礼拝堂の椅子は新会堂でも
使用します。

  4月1日(日)
イースター礼拝が
工事期間中の仮会堂である
石山チャペルでの最初の礼拝となりました。
洗礼式も行われました。                                  

 

 

 

 

旧会堂解体工事     

4月2日(月)から(株)鈴和さんによる解体工事が始まりました。
まず、建物の中から丁寧に木や鉄や材質別に分別しながら作業が進められていきます。

  

               

4月17日(火) 重機による解体作業が始まりました。少しづつ壊しては地上でコンクリートや鉄筋など、
ここでも分別が行われながら解体作業が進められていきました。

 

 


5月19日(土)の様子。
建物が全てなくなりました。
解体工事が始まって約一か月半にかけて
最期まで丁寧に工事を進めてくださいました。多くの
方々にとって、思い出の詰まった教会堂でしたので、
そのように工事が進められていったことは感謝でした。

  
駐車場の土地もきれいに整地されていきました。
5月28日(月)
解体工事が完了し(株)鈴和さんは引き揚げられました。
最期まで丁寧に作業してくださってありがとうございました。
お疲れさまでした。解体費用も遅れることなく お支払できました。
地盤調査     

解体工事も終わり地盤調査(スウェーデン式サウディング試験)が
6月5日(火)に行われました。

  黒磯は宇都宮から60km北に位置し、那須岳のふもとの
扇状地にあります。
火山灰のサラッとした茶色の土を掘り進め、1mも
しないうちに石の層に達します。
教会を建てるのに良い土地だそうです!
新会堂建築起工式     

6月11日(月)
いよいよ新会堂建築工事が始まります。
台風5号の影響で天気は雨でした。 イエス様がたとえで話された「砂の上に建てた家と岩の上に建てた家」
の聖書箇所から 辻林師がみ言葉の取次ぎをされました。 風雨の中、リアリティーがありました。
人生の中で嵐は必ず襲ってきますが、岩なるキリストを土台とするなら乗り越えられない試練はありません。
 キリストを信じる一人一人が教会です。教会はイエス・キリストを土台として建て上げられていきます。

 

基礎工事
6月12日(火)から基礎工事が始まりました。
                                 

       

基礎工事が建物をかたどった地縄張りに従って進められていきました。生コン車からコンクリートが流し
込まれ、きれいに平らにする作業や空気を抜く作業、一つひとつが大変なお仕事です。本当に感謝です。
 6月27日(木)には型枠が取り除かれました。間取りがよくわかるようになりました。
この土台の上に教会が建てられる様子をイメージしてみるとワクワクします。ただ、立体的にイメージで
きるまでには、やはりもう少しかかりそうです。

会堂建築建て方 柱が建つ     

6月末頃に基礎工事が終わり、7月25日から、いよいよ柱を建てる工事が始まりました。
約一か月の間、コンクリートをしっかりと固めるため現場は人の出入りもほとんどなく静かでした。
その間に他の場所で木材をカットする作業が進んでいました。
柱を建てたり、木材を搬入するために重機が入ったのは3日間でした。
8月2日に屋根が組まれました。この間、天候にも恵まれました。

      
会堂に近づくと良い香りがし、木の温もりを感じます。
旧会堂は一部を除いて鉄筋コンクリート造りでしたので、冬は寒さが厳し
かったことを思い出します。

 

 

上棟式  「主が家を建てられるのでなければ、建てる者の勤労はむなしい。」
(詩篇127:1)
8月6日(月)9時半から礼拝堂となる場所で上棟式を行いました。小雨が降ったり止んだりのお天気で
したが、もう屋根があるので全く問題ありません。ここまで本当に不思議なように会堂建築が進められて
きました。建築費も当初は満たされてはいませんでした。しかし、神様が私たちに新会堂建築という思いを
起こさせてくださいましたので、一人一人が祈り、協力しながら実現に向け歩みを進めてきました。
神様は必要とする金額を過不足なく備えてくださり、祈りにおこたえくださいました。また、多くの方々の
ご協力、ご好意を得ながら教会の働きが滞ることがないように導いてくださっています。
神様が私たちと共におられ、全てをご計画をもって進めてくださり、全てを備えてくださり、この会堂を
お建て下さるのだということを感じます。
神様の恵みに感謝し、かかわってくださる全ての方々に感謝いたします。
                                 


工事が進む会堂内を見学しました。2階に上がってみると礼拝堂が見渡せ、
新会堂での礼拝が待ち遠しくなりました。12月23日(日)のクリスマス
礼拝が新会堂でささげる最初の礼拝となるように希望しています。

上棟式の数日後、耐震ボードが取り付けられ外からは中の様子が見えなくな
りました。作業されている方々は酷暑の中で大変だと思います。
9月3日(月)窓が取り付けられました。
「風が通るようになった」と大工さんが汗を拭きながら笑顔でおっしゃって
いました。この夏は異常な暑さでしたから作業されている方々の健康と安全
を祈る毎日でした。
ありがとうございます。
                       


入り口を入ってすぐボードが立てかけてありました。
「黒磯教会会堂新築工事」
「お客様の思いが込められた住まいです。
皆で一所懸命良い建物をつくり上げましょう。」
と書かれていました。その横には起工式の時に撮影した写真、
下には図面が貼られています。
9月27日(木)断熱のために発砲ウレタンを入れる準備作業をされています。
以前は断熱材が入っていなかったので、冬は寒かったです。有難いです。
数日後には作業が完了していました。
10月6日(土)ステンドガラスが入荷しました。
次の日にはドーマーに取り付けられました。
葡萄2枚と百合2枚と十字架と鳩と虹が描かれた計5枚です。

11月1日(木)天井の板が張られました。

階段も取り付けられていました。
11月20日にはエレベーターの設置も完了しま
した。

 

11月20日(火)外壁のタイルが張られました。
屋内も工事が進んでいます。

 

11月26日(月)塗装作業が完了しました。
一気に落ち着いた雰囲気になりました。

 

12月1日(土)腰板やクロスを張る作業が完了
しました。

12月4日(火)新会堂に電気
が通り、灯りがともりまし
た!光がある有難さを感じ
ました。

12月7日(金)外壁に十字架、正面玄関に
「日本イエス・キリスト教団 黒磯教会」の看板が
掲げられました。

 

      

 

 

12月8日(土)足場が取り外されました。礼拝堂正面には大谷石がはめ込まれ旧会堂で掲げられていた
十字架がつけられることになっています。
キッチンやトイレの設置工事も進んでいます。
 12月11日(火)現在、スロープの設置工事や外構などの作業も進められています。
12月23日(日)のクリスマス礼拝に向けての計画も教会内部で祈りながら進めています。

                     


12月14日(金)礼拝堂に十字架が掲げられました。旧会堂で掲げられていた十字架なのですが全く違和感がなく不思議な感じがします。
12月17日(月)那須塩原市の完了検査が無事済みました。
12月18日(火)は午前に楽器の搬入をし、午後から消防検査が行われました。その後、講壇や聖餐台、ベンチ等が搬入され、一部の荷物が搬入されました。
講壇、聖餐台、ベンチこれらも旧会堂で使用していたものです。
21日(金)から水も使えるようになり、下水も整備されクリスマス礼拝に向けて
の準備が整いました。「天気が良かったので工事が順調に進んだ」と水道工事に
携わってくださった方が言っておられました。神様のあわれみとお恵みでした。
工事の方々にも感謝!


12月23日(日)仮使用ではありましたが、クリスマス礼拝が
新会堂での第一回目の記念礼拝となりました。
クリスマスは新会堂でという願いが実現し喜びにあふれました。
「いと高きところでは、神に栄光があるように、
地の上では、み心にかなう人々に平和があるように。」
(ルカによる福音書2章14節)
クリスマスの祝福が皆様の上に豊かにありますように。


12月24日(月)クリスマス・キャンドルライトサービス
(燭火礼拝)をささげました。
静かな夕べにイエス様のご降誕を告げる聖書のお言葉と
讃美が礼拝堂に響きました。

 

 


12月28日(金)定礎式が行われました。
「神は愛なり」の石は旧会堂に保管
されていたものです。

 

 


1月2日(水)白河栄光教会を出発して徒歩で黒磯教会まで来てくださいま
した。皆で賛美し楽しい交わりの後、新会堂を見ていただきました。

 


  1月13日(日)午後 新会堂で最初のジョイナス子ども会を開きました。
タイトルは「もちたべたいかい!」です。
皆でお餅を丸めいただきました。


 

 

   1月8日(金)外構工事が始まりました。

 


アスファルトが敷かれ1月29日(火)駐車場の
線引きが完了しました。

 

 


2月8日(金)全ての工事が完了し(株)創建様より引渡しの手続きが行われま
した。ここまで事故なく、天候にも恵まれ、お支払いも滞ることなく守られて
きたことを神様と多くの方々のご厚意とお祈りご支援に感謝します。

 

 

 


2月11日(月・祝)オープンチャーチを開き
ました。近隣の方がたくさんおいでくださ
いました。ミニコンサートではトリオフィ
オーレの演奏がありました。この日は65名
の方々が会堂をご覧くださり内57名が演奏
を聞かれました。


2月12日(火)教会の角の点滅信号の電信柱が取り除かれました。
撤去の報せがなく突然のことで驚きましたが
教会の周辺には電信柱が多いので一本無くなってスッキリしました。

2月25日(月)京都教区の先生方が東北支援の道中に来会くださり、一緒に賛美をささげました。

 

 


3月19日(火)花壇にお花が植えられました。
いよいよ献堂式の準備が整ってきました。


 

3月24日(日)献堂式が行われました。

献堂の宣言  
【司式者】 愛する兄弟姉妹、神はわたしたちの心を動かして、全能の神を礼拝し、
み言葉を宣べ伝え、聖礼典を行わせるために、この地に教会堂を建てさせ、今その
すべてを完成させてくださいました。
【会衆一同】  わたしたちは今、感謝と賛美のうちに謹んで、この教会堂を神のみ前に
                                   お献げします。

トリオフィオーレの特別讃美の後、
日本イエス・キリスト教団 委員長 水野晶子師(伊那福音教会牧師)が
ローマ人への手紙12章1~18節より 「いい教会にしよう」との題で説教をしてくださいました。
「愛には偽りがあってはならない。悪は憎み退け、善には親しみ結び、兄弟の愛をもって互にいつくしみ、
進んで互に尊敬し合いなさい。」ローマ人への手紙12章9節10節

献堂式プログラム巻頭言(ご挨拶)

見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。
わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。」イザヤ書43:19
「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」詩篇37:5
尊い主の聖名を賛美申し上げます。
本日は黒磯教会の新会堂献堂式にご出席いただき、ご歓迎申し上げますと共に心より感謝を申し上げます。
黒磯教会は、1953年2月8日「瑞典聖潔教団 黒磯キリスト教会」として設立総会を行なって以来、
今年創立66周年を迎えました。父なる神様が多くの聖徒・牧師の祈りと奉仕を顧みられ、当教会を守り、
成長させて下さいました。今日まで常に導いて下さった神様と、信仰をかかげて歩んだ方々、そして祈り
をもってお支えくださった皆様に深く感謝をいたします。
当教会では2013年の60周年を前にして、新たな希望とビジョンをもって歩もうと、意欲的に討議を重ね、
アイデアを出し合い、お互いの賜物を用いて活動の幅を広げていきました。そのような中で次第に新会堂
建築をという声も上がるようになって参りました。旧会堂は老朽化が進み、雨漏りや白蟻の被害など大き
な課題もありました。新会堂建築に具体的に取り組むまでに、様々な意見が出、紆余曲折もありましたが、
それを通して、我が思いではなく、神様のみ心がこの群れになされるようにとの更なる祈りへと導かれて
いきました。
2016年秋、第1回の新会堂建築委員会で、イザヤ書43:19が開かれました。私たちの祈りに応えられ、
新しい事をなす、と約束して下さった神様に信頼し、新会堂の三つのビジョンを掲げ、具体的な一歩を
勇気を出して踏み出しました。
      その後、多くの方々の祈りと献げものによって諸経費の必要も満たされていきました。また工事中の
荷物の保管、集会の場所など必要となる全てが備えられていきました。ご提供くださった皆様には深い
感謝を覚えます。
さらに神様は優れた建築士の先生、施工会社、関係者の皆様とも出会わせて下さり、その方々は私たちの
ために良き相談相手、助け手、協力者となって下さました。そのお働き、ご労があって今日の喜びの日を
共に迎えることができたのです。
   これからもこの地で私たちは救い主イエス・キリストの十字架を高く掲げ、この会堂で父なる神様を礼拝
し、主イエスと共に歩み続けます。主からの使命を果たすため、努めます。続いてお祈りとお支えをよろ
しくお願いいたします。       
皆様の上に、また、皆様の教会の上に神様の限りない祝福がありますように、心からお祈りしております。

                   主に在りて  2019.3.24                             
日本イエス・キリスト教団 黒磯教会
牧師・辻林和己、教会員一同